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指導者として大切にしたいこと

11 分前
読了時間: 3分

千葉でスクールを行いました。


本日のテーマは【切替え】でした。

今回は特に、オフェンスからディフェンスへ切り替わる

「ネガティブトランジション」にフォーカスしてトレーニングを行いました。


ボールを失った瞬間に

どれだけ早く頭と身体を切り替えられるか。


サッカーでは攻撃と守備が完全に分かれているわけではありません。

自分たちが攻撃していた次の瞬間には守備が始まります。


その一瞬の反応が遅れるだけで

相手に時間とスペースを与えてしまいます。


逆に、ボールを失った瞬間に全員が反応できれば

奪われた直後はボールを奪い返す最大のチャンスにもなります。


今日の選手たちは

その切替えがかなり素早くできるようになっていました。


以前と比べても

ボールを失った後に足が止まる場面が減り

すぐに相手へプレッシャーをかけられるようになっています。

それに伴って、ディフェンスの強度も少しずつ上がってきました。


技術的な成長はもちろんですが

今日改めて感じたことがあります。

それは「熱量」の違いです。


このクラスは競技レベルだけを見れば

比較的均衡している選手が多いです。


ただ、サッカーに対して何を求めているのかは

それぞれ違います。


本気で上のカテゴリーを目指している選手。

もっと上手くなりたい

レベルを上げたいと思っている選手。

純粋にサッカーを楽しみたい選手。


同じグラウンドで

同じトレーニングをしていても

そこに向かう気持ちは全員が同じではありません。


それ自体が悪いことだとは思っていません。

「上を目指すこと」が正解で

「楽しむこと」が間違いでもありません。


サッカーとの向き合い方は

選手によって違っていいと思っています。


ただ、指導者として大切にしたいことがあります。


それは、グラウンドに立った時間だけは

自分なりの100%で取り組むことです。


上を目指している選手には

当然それに見合った基準を求めます。


楽しむことを目的としている選手にも

仲間と一緒にプレーする以上

目の前のプレーには全力で関わってほしいと思っています。


そして、異なる熱量を持った選手たちが

同じグラウンドにいるからこそ

指導者の役割も重要になります。


全員に同じゴールを求めるのではなく

それぞれが今どこを目指しているのかを見ながら

その選手に必要な基準を提示していく。


一方で、スクールとして

共有しなければならない最低限の基準は下げない。

そのバランスは

指導する上で非常に大切だと感じています。


今日のテーマだった「切替え」も

突き詰めれば技術だけの問題ではありません。


ボールを失った瞬間に

「取り返そう」と思えるか。

仲間が奪われた瞬間に

自分も守備へ参加できるか。

苦しい状況でももう一歩を出せるか。

そこには、その選手のサッカーに対する姿勢が表れます。


技術はトレーニングによって伸ばすことができます。

身体能力も成長していきます。


ただ、それらを試合の中で発揮するためには

最後は自分自身が「どれだけやるか」という部分が必要になります。


選手たちがこれからサッカーとどう向き合っていくのか。

その答えをこちらから決めるのではなく

それぞれが自分自身で見つけていってほしいと思います。


その中で、もっと上手くなりたい

もっと上に行きたいと思った時には

その気持ちに応えられる環境と基準を用意しておきたい。


今日のトレーニングを見ながら

改めてそんなことを感じました。




Grifo Lab

河井

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