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どの時代であっても必要な要素

21 時間前
読了時間: 5分

本日は横浜でスクールを行いました。


今日のテーマは【トランジション】。


攻撃から守備

守備から攻撃へ。

攻守が入れ替わった瞬間に

どれだけ素早く頭と身体を切り替えられるか。


サッカーでは、ほんの一瞬の切り替えの差が

その後のプレーを大きく左右します。

今日はその「切り替え」を意識しながらトレーニングを行いました。


W-UPではリズム感を養うトレーニングからスタートしました。

今年1月から1DAYスクールを始め

全国各地で600名以上の選手を見てきました。

その中で感じているのは

技術の高い選手が本当に増えているということです。


ボールを扱う技術、ドリブル、キック。

小学生年代でも驚くほど上手な選手がたくさんいます。


一方で、指導者として気になっていることがあります。

それが「身体の使い方」です。


技術は高いのに

身体を思うように使いこなすことが苦手な選手が非常に多い。


今日の横浜校でも

基本的なリズムを身体で表現することに苦戦している選手が多くいました。


ただ、それ以上に印象に残ったのは選手たちの姿勢です。


できなくても何度も挑戦する。

失敗しても諦めずにもう一度やってみる。


最初はできなかったことが

繰り返していくうちに少しずつできるようになっていく。


その姿を見ていると

継続して取り組めば必ず良くなっていくと感じます。


時代が変化すれば、サッカーも変化します。

戦術も変わる。

求められるプレースピードも変わる。

選手に必要とされる能力も変化していきます。


しかし、どれだけ時代が変わっても

良い選手になるために必要な「土台」は変わらないと考えています。


① リズム感

身体を自分の思った通りに動かすためには

リズム感が重要です。

日本では、例えばブラジルやイタリアなどと比較すると

日常生活の中で音楽やダンスを通して

身体でリズムを表現する機会は決して多くありません。


しかしサッカーでは

一定のテンポだけでプレーすることはありません。


速く、遅く。

止まる、動く。

相手のタイミングに合わせ

そしてタイミングを外す。


リズムを変化させられることは

サッカー選手にとって大切な能力の一つです。


② 連結能力

連結能力とは関節や筋肉の動きをタイミングよく同調させ

身体全体をスムーズに動かす能力です。


走りながら蹴る。

走りながら止める。

ドリブルしながら身体を使う。


サッカーでは一つの動作だけを単独で行う場面はほとんどありません。

複数の動きを同時に

そして連続して行います。


だからこそ、それぞれの動きを「連結」させる能力が重要になります。


③ 反応能力

サッカーにはまったく同じ状況はほとんどありません。


相手が動けば、状況が変わる。

味方が動けば、選択肢が変わる。

ボールが動けば、自分の立ち位置も変わる。


その変化を感じ取り、判断し、身体を動かす。


認知から判断

そして実行までのスピードと精度を高めることが

プレーの質につながります。


④ バランス能力

私が考えるバランス能力とは「重心をコントロールする力」です。


どこに重心を置くのか。

どう重心を移動させるのか。


素早く動く。

止まる。

方向を変える。

相手の動きに反応する。


そのすべてに重心のコントロールが関わっています。

技術を発揮するためにも

まず自分の身体をコントロールできることが重要です。


⑤ 空間認知能力

自分、ボール、味方、相手、スペース。

ピッチ上では、すべてが常に動いています。


その中で、それぞれの位置関係を正しく把握し

次に何が起こるのかを予測する。


時間と空間を正しく認知する力は

プレーの判断を支える大切な能力です。


⑥ 熱量

そして最後は「熱量」です。


本当に上手くなりたいのか。

本当に高いレベルに行きたいのか。

本当にプロを目指したいのか。


技術や身体能力だけではなく

そこに向かい続ける本人の意思が必要です。


指導者が選手にきっかけを与えることはできます。

必要なトレーニングを提案することもできます。


でも、最終的に「やるか、やらないか」を決めるのは選手自身です。


リズム感。

連結能力。

反応能力。

バランス能力。

空間認知能力。

そして、熱量。


これらはどの時代であっても

良い選手になるために必要な要素だと考えています。


そして、これらの多くは生まれ持った才能だけで決まるものではありません。


大切なのは

必要な分量を確保し

継続すること。

一度やってできなかったから終わりではない。

できなければもう一度やる。

それでもできなければまたやる。

できるようになるまで続ける。


そのプロセスそのものが

選手を成長させていくのだと思います。


指導者として選手に必要なものを伝え

成長するための環境をつくることはできます。


ただ、その環境をどう使い

どこまで自分自身を成長させられるかは

最後は選手自身に委ねられます。


だからこそスクール生の中から、

「達成するまで継続する」

ということを当たり前にできる選手が

一人でも多く出てきてほしい。


結果だけではなく

そこに辿り着くまで走り続けた経験が

いつか選手自身の大きな力になると思っています。


その先にある目標を達成するまで

走り続けられる選手が出てくるように。

これからも一人ひとりの成長と向き合いながら

全力でサポートしていきたいと思います。




Grifo Lab

河井

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