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「強い気持ち」は、どうすれば育てられるのか。

7月17日
読了時間: 3分

本日は千葉でスクールを行いました。

今回のトレーニングテーマは【見て、判断して、運ぶ】。


相手がどちらに動こうとしているのか。

相手の身体の向きや動き

いわゆる「矢印」を見て

その逆方向へボールを運ぶ。


ただボールを扱うのではなく

相手を見て、状況を認知し、自分で判断することを目的にトレーニングを行いました。


千葉のスクール生たちの中には

フィジカル的にも技術的にも優れた能力を持っている選手がいます。


一方で、以前から感じていた課題もあります。

デュエルの場面で少し甘さが出てしまったり

勝負に対して最後まで執着しきれなかったりすることです。


優しい性格の選手も多く

それ自体は素晴らしい個性です。


ただ、サッカーのピッチに立てば、


「絶対に負けたくない」

「ボールを奪われたら取り返す」

「自分がゴールを決める」


そんな強い気持ちが必要になる瞬間があります。

この部分が変われば

もっと大きく成長できます。


ただ、「強い気持ちを持て」と言うだけで

本当に強い気持ちは生まれるのだろうか。


目標は理解している。

でも、気持ちやアクションがそこへリンクしていない。

そんなケースが多くあります。


自分でコントロールできないことを目標にすると

「できないかもしれない」という不安が生まれます。


不安が大きくなれば自信を失う。

そして、自信を失えば強い気持ちを持ってプレーすることも難しくなります。


だからこそ、強い気持ちを引き出すためには、

「自分自身でコントロールできるアクション」を目標にすること。

これが大切なのではないかと考えています。


勝つか負けるかという結果ではなく

選手自身の力でコントロールできる目標設定を持たせること。

小さな成功体験が自信に繋がります。


そして、その自信が次のアクションを生み出していく。

私たちが「強い気持ち」と呼んでいるものは

最初から選手の中に完成された状態で存在するものではなく

「自分にもできる」という小さな実感の積み重ねによって

少しずつ育っていくものなのかもしれません。


もちろん、選手によって能力も性格も違います。

同じ言葉をかけても

勇気が湧く選手もいれば

不安になる選手もいる。


だからこそ、一人ひとりを見ながら

アプローチを変えていくことも重要です。


選手の感情を完全にコントロールすることはできません。

する必要もないと思います。


コーチにできることは、

選手が自分の力で一歩を踏み出せる方向へ導くこと。


「できないかもしれない」ではなく

「これならできるかもしれない」

そう思える目標を一緒につくること。


その一歩の先に成功体験が生まれ、自信が生まれ

やがて「誰にも負けたくない」という本当の意味での強さに繋がっていく。


選手に「強くなれ」と求めるだけではなく強くなれる環境をつくる。

それもまた、育成年代に関わるコーチの重要な役割だと思います。


選手を完全にコントロールしようとするのではなく

一人ひとりが自分の力で成功へ近づいていけるように

少しだけ方向を示してあげる。


Grifo Labとして

これからも選手一人ひとりの個性と向き合いながら成

長の可能性を引き出していきたいと思います。




Grifo Lab

河井

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